【NAS】Synology Photosを利用してみて【iPhone写真バックアップ】

ガジェット

先日、SynologyのOSバージョンアップ(DSM6.2→DSM7.0)を行ったので、DSM7.0からサービスが開始された写真管理サービス「Synology Photos」へ移行をしました。

著者が利用しているNASはこちら。

DSM7.0から実装された写真管理サービスで、従来からある写真・動画管理アプリの「Photo Station」と「Moments」を統合させたアプリだそうです。画像や動画のアップロード時にクライアント側 (モバイルデバイスなど) のリソースを使用してメディアインデックス付け (サムネイル生成) を行うため、NASの負荷を軽減し最大で従来の100倍ほど速く処理を完了できるとのことです。

初回起動

「パッケージセンター」よりSynology Photosを検索し「開く」を選択します。

※恐らくデフォルトでインストールされているかと思われますが、されていない場合は下記画面の「開く」表示が「インストール」に変わっているかと思います

起動後はSynology Photosへ遷移し初回アナウンス画面が表示され利用開始となります。

その後、自動的にNAS上の写真が読み込まれ利用可能になります。

移行して気になったところ

アプリを起動しないとバックアップされない

メインはiPhoneで撮影した写真の管理用途としているためアプリ版をメイン利用してます。その目的が自宅のネットワーク内に入ったら動的に新規の写真のみがバックアップされる環境を実現したかったからです。以前の「DS Photo」の場合はそれが実現できていたのですが、「Synology Photos」の場合は自動で行われないため都度アプリの起動が必要となります。これがかなりイケてない。。

アプリ上のバックアップ画面

自動アップロード先がバックアップフォルダ

また、デフォルトのバックアップ先が個人フォルダ配下に自動で作成(恐らく)される「MobileBackup」フォルダになる。既に「共有スペース」内を利用して家族間共有している方は、地味にこの仕様が好ましくないかと思います。バックアップ先は設定変更可能ですが、「共有スペース」内を指定することができないため、もし家族同士でも共有したい場合にはその都度、対象の画像なり動画を手動で「共有スペース」配下の対象フォルダへアップロードしないといけないかもです。。この辺りはまだ深く調査しきれてないのでなんともですが、指定ができない時点で希望は薄いかと。。これもまたイケてない。。

インデックス処理

体感ですが早くなっている気がします。ただ、こちらの記事にて紹介したようにiPhoneの初回バックアップ時に利用する際は500個以上など多くの動画がある場合には今回検証ができていないため、以前と比べてどこまで早くなっているかは不明です。

まとめ

簡単ではありますが、少し利用してみて気付いた部分をお伝えしました。引き続き、利用して新たな情報があればお伝えしたいと思います。

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